寮・生活用品の準備
Facility
(1) 実習生が滞在する部屋を準備します
技能実習生が日本に入国してから配属されるまで、講習期間が1か月ありますので、その間に準備をお願い致します。
アパートなどを契約される場合は、前もって物件の選定などを済ませておくとスムーズです。
(2) 具体的に必要なものリスト
進学・就職で親元を離れた若者が、新しい生活を始める際に必要なものをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
アパートを契約し、エアコン、冷蔵庫、その他必要な生活用品を揃えます。
家具や家電はリサイクルショップ、食器類は100円ショップなどを活用すると便利です。
使い方が難しい器具や家電、石油ストーブなどは事故や火災の原因となりますので、撤去することをおすすめします。
以下は必要なものの一例となりますが、実習生の食・生活習慣などにより異なりますので、最初は生活できる最小限のものからスタートし、要望を聞き入れながら充実させていくと良いと思います。
家電 |
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家具・寝具 |
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キッチン用品 |
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その他の生活用品 |
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※鍵付きロッカー(金庫)と消火器は監査時の必須確認項目になっております。
(3) Wifiは生活必需品です
実習生が母国の家族と連絡を取り合ったり、インターネットを利用するために、Wifiは完備しておきましょう。
特に1人で来日した実習生は毎日のように家族とビデオ通話をする方もいます。
実習生本人の回線契約が難しい場合や、トラブルになる可能性がありますので、受け入れ企業様が法人として通信会社と契約します。
費用は原則として受け入れ企業様の負担となります。
<工事不要のwifiサービスがおすすめです>
NTTドコモ:home 5G
ソフトバンク:SoftBank Air
au:auスマートポート
(4) 地域によっては自転車も用意しましょう
寮が最寄り駅から離れていたり、勤務地まで距離がある場合は自転車も用意しておきましょう。
自治体によっては、自転車保険の加入が義務づけられていますので、確認も必要です。
義務がない場合でも、自転車保険に加入したほうが安心ですので、ぜひ加入しましょう。
中古の自転車は、リサイクルショップや、シリバー人材センターなどで安く購入することができる場合もあります。
実習生はまだ宿泊先の地域に慣れていませんので、
最初の3〜4日が過ごせる程度の準備があるとスムーズです。